鬱を克服までを描写しているマンガ

Twitterで、あるマンガを見つけた。鬱を治した事について書いたマンガ。

何となく読んでいたが、自分の苦しさ、生きづらさも相まって夢中になって読んだ。最後まで読んだ。心理学の知識も出てきたし(私は心理学科卒)。

読み終わり書いてあった内容を実行してみると、少しだけだが自分の心が軽くなった。常に暗くよどんだ世界にいる私だが、ほんの少し、明るく澄んだ世界が視界に開けた気がする。??

なので、このマンガから得た考え方をブログに残しておく。

◯何の情報?→苦しみから抜け出す、

◯死にたいと思いがち

・自分をいじめない、大事にする

・自分の本心に耳を傾ける

・過去はない

・過去、未来を生きるのではなく、今を生きる→お金に関しても?自分のやりたい事をする?

       四点

・一つ目は、「過去はない」という事。

人は過去の出来事に対して意味づけをしたがる。私もそうだ。苦しい出来事も、自分に必要な事だったと思う。それと同時にこんな自分になったのはその苦しみのせいだ、だから生きづらいのも仕方がない、と思ってきた。

アドラー心理学によると、過去は存在しないという。自分が過去に意味づけをし、現在に活かしているだけだという。?

そこで、自分の過去は無いのだと考える事にした。あの苦しみは私の人生には無かったのだと。すると、常に視界が狭く、頭に重りが乗ってるような感覚が少し軽くなったのである。光をいつもより多く取り込めるようになった。頭も軽くなり、思考がクリアになる。視界が広くなった。

過去があるから生きづらいと感じていたが、その過去は無い。苦しむ理由がなくなってしまったのだ。今まで苦しみを、暗い影を自分で作り出していたのかもしれない。

ならば今の私は何に苦しんでいるのだろう。苦しんでいる事がバカバカしくなってきた。だって苦しめる過去が無いのだから。

 

 

・二つ目は、「自分をいじめない、大事にする」

私は自分に対して厳しい言葉をかけがちである。できたことより出来なかった事を責めたり、心の中でブスと言ったり。極めつけは、死にたい死にたい、と心の中で何度も何度も唱えるのだ。元々自己肯定感は低いのだが、自分で自分をバカにして、余計に悪化させていたのかもしれない。バカにしているとも気付かずに。

なので、自分で自分を苦しめるような言葉を自己暗示のようにかけるのはやめたいと思う。もし言いそうになったら、些細なことで良いから自分の良い所を見つけ、褒め言葉をかけるよう心がけたい。

 

・三つ目は、「自分の本心に耳を傾ける」

本心とは、こうしたい、あれがしたい、あれが食べたい…など自分の欲求とも言える。そして、人は知らず知らずの内に本心に背いている。

例えば、本当は泣きたいけれど、泣くのを我慢する。悲しみを自分の内に閉じ込める。本当は怒って自分の意見を言いたいけれど、言ってもその人には響かないから、言葉を、怒りを飲み込む。

こういった事を繰り返していると自分の本心を聞かなくなる。無視され続ける本心は、本心を伝えることをやめる。すると、自分の中の欲求が無くなってゆく。(心が死んでいく、感情の鈍化?)

欲求は行動を起こすエネルギーである。喋りたいから喋るし、食べたいから食べる。欲求が無くなるとそういった行動を起こす事が困難になるのだ。何をするにも億劫だし、エネルギーが大量に必要になる。無理矢理身体を動かして行動を起こしているのだから。

だから、自分が本当の想い、やりたい事を自分に問う。じっくり自分の本心と向き合う。そして、その想いに共感し、寄り添う。