算数でつまずきやすい、位の概念と単位の勉強法について
算数の学習は難しく、多くの子どもたちは途中でつまずくかもしれない。そんな算数でつまずきやすいポイントをどう学習していけば良いか、紹介していこうと思う。
◯位の概念(一の位、十の位、百の位など)
→お金の計算で教える
◯cmやm、mlやリットルなどの単位
→・mlのmなど、記号の意味を覚える ・ペットボトルなどの実物を用いる
◯位の概念 →お金の計算で教える!
算数で最初につまずき易い概念は、位ではないだろうか。
8−3などの計算はできるが、十の位を理解できていないため15−3などの計算が解けない子は多く存在する。また、15−6、15+6など繰り下がりや繰り上がりの問題になると余計にややこしくなり、頭が混乱するだろう。
この場合は、”お金”を用いて計算すると理解しやすくなるようだ。
一の位は1円玉、十の位は10円玉、百の位は100円玉で表す。実際にお金を取り出して教えるとより分かりやすいかもしれない。例えば上記の15円−3円の場合は、10円1枚と1円玉5枚から1円玉3枚を引けば良い。残りは10円と2円になる。
また、15−6、15+6など繰り下がりや繰り上がりがある計算もお金を使うと理解しやすい。15−6は15円から6円を引き、9円を余りとして用意する。
生活に身近なお金なら興味を持ちやすいし、普段の買い物で使うので理解しやすくなるようだ。
◯mlやリットルなどの単位→
・mlのmの意味など、記号の意味を覚える
1000mlは何リットルでしょう、1kgは何gでしょうといった単位を変換する問題もつまずきやすい。単位を丸暗記できれば良いが、様々な単位が出てくるので中々覚えられない。
この場合、mlのmは1000分の1など、記号の意味を知ると覚えやすくなる。
上記のようにmlのmは、ℓ(リットル)を1000分の1に分けるという意味を表す。長さを表すmmの”m”も1000分の1という意味なので、m(メートル)を1000分の1にすればmmに変換できる。
またkgのkは、g(グラム)の1000倍という意味を表す。距離を表すkmの”k”も1000倍という意味なので、m(メートル)を1000倍すればkmに変換できる。
・ペットボトルなどの実物を用いる
またペットボトルなど、普段の生活で馴染みのあるものを用いると理解しやすくなる。
2リットル入りのペットボトルや500ml入りのペットボトル。給食の牛乳パックは200mlほど。パンダの体重は何kgか。りんご1個は300g程。…
子どもの興味があるもので調べてみるとより理解しやすくなるし、何より楽しんで単位に触れる事ができるかもしれない。
子どもと向き合う中で感じる事・インデックス投資・お金の貯め方
算数の勉強法
・単位 ・小2九九→読み方やCD・小3四角形などの図形→実物を見せる
・小4、小数の割り算→ 、・小5最小公倍数→分数の計算