アンガーマネジメント

 

人は怒りに支配されやすい。他人からの怒り、自分が原因の怒り、どうにもならない事への怒り…日常の中に怒りの種はゴロゴロ転がっている。

だが、その一つ一つに反応していたら自分が苦しくなる。常にイライラしていて楽しいものも楽しくなくなる。怒りとは、支配されるものではなくコントロールすべきものだ。

では、怒りに支配されずコントロールするにはどうしたらいいか。

 

 

◯まずは対処療法

考え方を変えるのは時間がかかるので、まずはイライラの抑え方を身につける。

抑える方法は、深呼吸や6秒カウント法、自己暗示や実況などがある。

 

・深呼吸、6秒カウント法

 深呼吸は、全身に血液を巡らせることで精神状態を落ち着かせる効果がある。

6秒カウント法は、怒りを感じたら6秒カウントして怒りを抑える方法だ。怒りが爆発するのはほんの一瞬なので、6秒数えて怒りの噴出を抑える。どんな怒りも6秒過ぎれば爆発しないのだ。

 

・「大丈夫と」自己暗示をする

心の中で「大丈夫、大丈夫」と唱えて自分自身を落ち着かせる。自分に言い聞かせるように何度も唱えていると怒りがおさまり、不思議と大丈夫な気がしてくるのだ。

 

・現状や目の前のものを実況する

例えばコップであれば「茶色くて持ち手がついている。中身はコーヒー。」など、 目の前にある物を実況する。実況に集中していると自然と怒りがおさまる。今目の前にある物に意識を向け、集中させるのだ。

 

 

◯その後考え方を変える

イライラを抑える方法を身につけつつ、考え方を変えてそもそも怒りが生じないようにする。考え方を変えるには以下の方法がある。

・笑顔を心がける・自分の良いところを見つける

・楽しい出来事ノートをつけ、思い出す、見返す

・怒りの傾向を知る  ・瞑想をする 

 

・笑顔を心がける

人の感情は、自分の表情に無意識的に影響を受けている。ムスッとした顔をしていると怒りっぽくなるし、にこやかにしていれば自然と楽しい気分になる。そのため日頃から笑顔でいる事を心がければ楽しい気分の方が勝り、イライラする事があってもさほど気にならなくなる。

 

・自分の良いところを見つける

自分に対する怒り感情もイライラの原因になる。

嫌な事が続いたり、できない自分にイライラすると自分への自信が無くなっていく。自信が無くなると、人に言われた些細な言葉が自分を責めているように感じてイライラするし、上手くいかない事があるとすぐに感情が爆発して投げ出す。

そんな時は自分の良いところをみつめられるように、紙に自分の長所を書き出す。

上手くいかない事続きで思考がマイナスになり自分の短所に目がいきやすくなっているので、その思考をポジティブ回路に戻す?のだ。

 

・楽しい出来事ノート

・怒りの傾向

・瞑想

 

・怒りの伝え方やストレス発散方法について

 

 

 

 

 

 

 

 

・グレーゾーンの子どもたちへの支援についてもまとめる→不適切な感情表現には、気づきの機会を与え、対策を事前に考える。

 

・まずは、対処療法でイライラした時の感情を抑える(深呼吸やカウント法、自己暗示)。その後、考え方や心も持ちよう(笑顔でいる、怒りを手放す)を変える。→できない自分にイライラし自信を無くしているので、自分の良いところを見つける。、怒りの傾向を知る。

怒りに支配されると自分が苦しくなる。いつも怒っていて気分が悪いし、

・算数→繰り下がりの引き算、図形問題、文章題→ 簡単な問題を用意

・「分からないです」と言えるようにする。●楽しい出来事ノートをつける、思い出す

・【良いところ】発表態度が堂々としている。●笑顔を心がける

 

自分を大切にする事は何故こんなにも難しいのでしょうか。他人を思いやることはできても自分を思いやることはできない。